毎年サッカー場27,000個分相当の森林が消滅
地球温暖化と気候変動の加速によって、世界の森林面積が急激に減少。1990年から2020年までの30年間では、世界全体で約4.2億ヘクタールの森林が失われ、今もサッカー場27,000個分に相当する約1,000万ヘクタールが毎年のように消滅し、生物多様性の損失をもたらすなど、もはや取り返しのつかない危機に直面しています。
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この問題に対して、損保ジャパンは全国8か所の自治体と協定を結び、地域の自然環境保全や森林整備、環境教育などの行うボランティア活動「SOMPOの森林(もり)」を展開しています。森林整備は、長年の継続的な取り組み、そしてできるだけ多くの人々の協力が欠かせません。
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そこで、SOMPOグループ内の役員と社員で構成されているボランティア組織「SOMPOちきゅう倶楽部」も、日本国内の社員たちから人員募集および整備活動の企画、また寄付金を通じて、SOMPOの森林をサポートしています。
30年以上続く、社員の自発的な社会貢献活動
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1993年に発足したSOMPOちきゅう倶楽部では、環境保護を始めとした、健康・社会福祉、災害支援など、日本各地域のニーズや特性に合わせた社会貢献活動を30年以上にわたって実施してきました。SOMPOちきゅう倶楽部は、当初損保ジャパンの中で始まったボランティア組織でしたが、今では国内SOMPOグループの全役員・全社員が参加出来る活動に拡大しています。
企業としての社会課題解決はもちろん、グループ各社の推進担当者が、各社内で参加者を募る役割を担い、グループ全体で社会貢献活動に参画する意識を醸成しています。年々、参加人数が増え、2023年度には12,450名の社員が活動に参加し、社員からの任意の寄付金で賄う活動資金は約20,000,000円も集まりました。
被災地や子ども食堂などの支援も
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ちきゅう倶楽部は、環境保全だけにとどまらず、多岐にわたる社会貢献活動も展開。例えば、以下のような活動も実施しています。
- 災害支援や被災地の災害対応を行うボランティア団体への寄付
- 社員が推薦するNPO法人への支援
- SOMPOケアが運営する「SOMPO流 子ども食堂」の運営支援や寄付
今後も、社会課題・貢献活動に対する感度を高め、本業以外での社会課題解決を促進し、グループのパーパスの実現に向けた行動で社会に貢献していきます。