SOMPO ホールディングス
HOMESTORIES

サイバー人材がつながり、高め合うための場

AIなどの技術進化の裏側で、企業はサイバー攻撃リスクにさらされています。ランサムウェアや不正アクセスといった脅威は国や時間を問わず発生するため、個人の対応だけでなく、組織としての連携体制が不可欠です。

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顔の見える関係から始まる連携強化

SOMPOグループでは、海外も含めたグループ横断での連携を進めています。その一環として2024年から実施しているのがGlobal Cyber Tech Forum (GCTF)です。

このイベントでは、実際に「サイバー人材が対面でつながり、お互いに知見やノウハウを吸収する」ことを大切にしています。以前からオンラインイベントを定期的に開催していましたが、直接顔を会わせることで、より強い関係の構築を目指しています。 いざインシデントが発生した際、面識のないメンバー同士では効率的な連携が難しいため、「お互いを知り、つながるための場を設けたい」との強い思いから始めました。

発表者との活発な意見交換

言語を越えたチームビルディング

SOMPOグループの強みの一つは、グローバルなネットワークです。北米、欧州、APACなどグローバルのグループ会社からもサイバー人材が集結します。同時通訳や日英での資料作成により言語の壁を越えて知見を共有し、参加者の高い満足度を得ています。

また、このイベントを通して、遠く離れている仲間との関係性を深めることができています。例えば、SOMPOインターナショナルから参加したアメリカ在住のメンバーは、普段会えない海外メンバー(日本、トルコ、ブラジル等)と対面で交流できたことを喜んでいました。仲間意識が増して今後の仕事をより円滑に進めるのに役立つと感じてくれています。

直接話し合うことで関係が深まります。

Global Cyber Tech Forumで得られた成果

2025年のイベントには、日本を含む世界6ヵ国から、約90人のサイバー人材が集結しました。全員が主体的に参加できるよう、実践的なスキルを養うCapture the Flag (CTF*)や、外部有識者を招いた講演、パネルディスカッションなどを企画・実施しました。

*CTFとは、サイバーセキュリティの知識やスキルを競うコンテストです。参加者は様々な課題を解き、”Flag” と呼ばれる答えを見つけだすことで、楽しみながら実践的なセキュリティ技術を学ぶことができます。

ユニークなキャリアやスキルを持ったサイバー人材が刺激し合うことで多くの発見や共感が生まれました。参加者からは「普段とは異なる貴重な体験と学びが得られた」など前向きな感想が多数寄せられています。

特に印象的だったのは、SOMPOケアの参加者の「全員でSOMPOグループのセキュリティを守っていくという強い意志を感じ、自身のモチベーションがアップした」という声です。お互いに刺激し、高め合うという思い描いた通りの効果が得られていることを実感しました。

Global Cyber Tech Forum 2025

サイバー人材の成長のために

変化し続けるリスクに対応するためには、サイバー人材の一人ひとりが積極的に新しいことを学び、実践して実務能力を高めていくことが大事だと思っています。

今後も、Global Cyber Tech Forumを通じてグループ全体のサイバー人材同士が強くつながり、相互に高め合っていくことで、グループ全体の安心・安全に貢献していきます。

これからも参加者全員で高め合っていきます。

SOMPOグループは、グループ横断でのサイバーセキュリティ対策を推進しています。保護対策、専門人材育成、新技術への対応などを通じ、グループ一体となりSOMPOのパーパス実現を目指します。
SOMPOグループのサイバーセキュリティ

澤井真二

澤井真二

IT企画部 サイバーCOEに所属。自らもサイバーセキュリティを学び直しながら、グループ横断的な底上げ・強化などを実施。

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