AIとの「協業」という新たな挑戦
今年1月中旬から、SOMPOグループでは国内グループ会社社員約3万人にAIエージェントツール「SOMPO AIエージェント」を導入しました。損保ジャパンでは、全社員約2万2千人がその対象です。その目的は、単なる業務効率化ではありません。AIを、社員一人ひとりの能力を最大限に引き出す「相棒(パートナー)」とすることです。
世の中ではAIと人間の「分業」が語られがちですが、私たちが目指すのは「協業」。AIが作成した土台に、人間ならではの経験や感性を加えて新たな価値を創造します。
AIを使いこなすポイントは、お客さまを想う熱量
AIを導入しただけでは他社との差別化にはつながりません。AIは膨大な知識から最適解を瞬時に導き出せますが、それは誰が使っても同じ結果になります。
重要なのは、その答えに、SOMPOグループや損保ジャパンのパーパス、そして何よりもお客さまを想う熱量を込めることです。そうすることで初めて、人の心を動かす、私たちならではの価値が生まれると信じています。
AIへの投資ではなく、「人」への投資
今回のSOMPO AIエージェント導入は、「AIへの投資」ではなく「人への投資」だと捉えています。
私たちが測る効果は、単に業務時間が何時間減ったかではありません。AIを使いこなし、スピード感を持って質の高いアウトプットを出せる人材が何人育ったかです。

保険金サービス部門、営業部門、本社、全ての社員がAIのある働き方を当たり前とし、従来の何倍もの価値を生み出す人材へと進化すること。それこそが、私たちが目指す未来であり、今回の投資に込めた狙いです。
AI活用による創出時間を何に使うか
AIによって、我々はこれまで以上に多くの時間を創出することができます。社員には、その時間を、お客さまへの「情熱」や「想い」を形にするために使ってほしいと考えています。
AIは、資料作成や要約といった言語処理はもちろん、データ分析なども強力に支援してくれます。しかし、最終的にお客さまに寄り添い、心を込めて対応するのは私たち人間です。
熱意とAIをかけ合わせてお客さまの期待に応える
AIという最強の相棒を得た私たちは、かつてないスピードで成長することができます。一方で、どこへ向かうのか、何を成し遂げたいのかという想いは、私たち人間にしか描けません。社員一人ひとりがAIを使いこなし、我々しか持ち得ない熱量で勝負することで、お客さまの期待に応え、持続的に成長し続ける会社を目指します。



