SOMPO他流試合チャレンジ
SOMPOホールディングスでは、社員一人ひとりが思う「人生の目的」あるいは「働く意義」(MYパーパス)やキャリアを主体的に考え、挑戦を通じて成長していくことを人材戦略の柱としています。
その中で「SOMPO他流試合チャレンジ」制度は、社員がスタートアップ企業やNPOなどパートナー組織へ短期的に派遣され、社外での業務経験を通じて、客観的・俯瞰的な視座やリーダーシップを養います。将来的にグループの変革を担う人材の育成を目指す取組みです。
普段とは異なる組織や文化のなかで働くことは、自分たちの「当たり前」を見つめ直す機会にもなります。新しい環境で試行錯誤する経験は、自身の強みや課題への気づきにつながるだけでなく、社内では得にくい発想や視点を持ち帰ることにもつながります。
こうした経験が、個人の成長にとどまらず、組織の柔軟性や対話の質を高め、グループ全体のカルチャー変革を後押しする力になることを期待しています。
クリアソン新宿との連携が生む意義
当社と同様に新宿を拠点とし、「SOMPO他流試合チャレンジ制度」の派遣先の一つでもあるサッカークラブ、クリアソン新宿にも、こうした社外での経験の意義にご賛同いただいています。
SOMPOホールディングスは2024年3月、「新宿×スポーツが持つ力」を通じた地域社会への貢献や共生、ブランド力向上に加え、双方の人材交流による人材育成をテーマに、クリアソン新宿とパートナー契約を締結しました。このパートナーシップは、「SOMPO他流試合チャレンジ」制度を通じてさらに強化されており、連携を具体的な学びの機会へとつなげる取組みの一つとなっています。

写真提供者:クリアソン新宿
同制度は現部署に所属したまま参加できる研修型プログラムであり、現在の業務とのつながりを持ちながら社外の現場で新たな役割に挑戦できます。日常とは異なる環境での経験が、新たな視点や行動の変化につながることを期待しています。
社外で得た経験を反芻し、自らの業務や所属組織にどのように生かしていくかも、この取組みの大きな意義の一つです。
挑戦が呼び覚ました原点
当時、SOMPOホールディングスのサステナブル経営推進部に所属していた山中さんは、クリアソン新宿での業務に挑戦しました。これまで複数の会社や環境で働いた経験がある一方、当時はSOMPOグループ内で働く期間が続いていたため、改めて外の環境に身を置き、視野を広げたいという思いがあったといいます。
クリアソン新宿には、業務上でも連携の可能性を感じており、現場に入ることで自身の成長と会社への還元の両方につながると考え、応募を決めたそうです。地域活動や試合運営に携わり、SOMPOでの業務とは異なる実務や現場の熱量に触れる中で、多くの発見があったといいます。特に、社員も選手も、目の前にいらっしゃる地域の皆さん、ファンの皆さんと、常に全力で大きな声を出して向き合う姿から大きなエネルギーをもらったと山中さんは振り返ります。

写真提供者:クリアソン新宿
クリアソン新宿での経験を通じて、スポーツが生み出す感動や希望の力を改めて強く感じました。普段とは異なる環境に身を置いたことで、自分が大切にしてきた思いや原点を再確認できたことは、大きな意味があったと感じています。
損保ジャパン
官公庁・広域マーケット開発部
山中紗恵子
原点を胸に次の挑戦へ
山中さんの原点にあるのは、阪神淡路大震災の経験です。一瞬で日常も街も変わってしまった中で、「がんばろうKOBE」を掲げて戦うオリックス・ブルーウェーブの姿に強く心を動かされ、感動を多くの人に伝える存在になりたいと思うようになったといいます。
今回の経験を通じて、自分が本当に大切にしたい価値観や、これからどんな形で人や組織に貢献していきたいのかが、以前よりはっきり見えるようになりました。今後も人と向き合いながら、前向きな挑戦や感動の輪を広げていきたいです。
損保ジャパン
官公庁・広域マーケット開発部
山中紗恵子
社会人として働く中で、前向きな思いや夢を心の奥にしまっていた時期もあったそうです。しかし、クリアソン新宿で多くの人と関わり、感動を分かち合う中で、「感動を創り出し、希望へとつなぐ『恩送り』を実践する」というMYパーパスがより明確になったと山中さんは語ります。

写真提供者:クリアソン新宿



