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世界で闘うリーダーに、保険が与える力

グローバル展開を進める企業は、リスクが複雑化する中で真に成長を遂げるために、企業とその意思決定を担うリーダーを法規制等のリスクから守らなければなりません。イノベーションの推進とグローバルな成長への挑戦を続けるためには、強固な「グローバルセーフティネット」の構築が不可欠です。

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国境をまたいで顧客企業を守るという難題

私は日本を拠点にグローバルな組織で働く中で、日本企業が海外展開にかける情熱に日々触れています。しかし多くの企業は、複雑な法規制や現地特有のリスクといった「情報の壁」に直面し、対応に苦慮しているのも実情です。

日本のビジネス文化において、成功の根底にあるのは「和」と「おもてなし」の精神です。そのため、お客さまは単なる保険の補償だけではなく、心から信頼できるパートナーを求めているのです。そこで不可欠となるのが、グルーバル企業向けの保険ソリューションです。これは、グローバルに事業を展開する企業そのものを守るだけではなく、会社経営に伴う判断や業務遂行に対して損害賠償請求を受けた際、経営陣の個人資産を守る役割も果たします。しかし、グローバル企業にとって、このマルチナショナルな保護体制の構築は容易ではありません。国ごとに現地契約(ローカルポリシー)が求められる一方、組織としてグローバルで一貫した補償を確保する主契約(マスターポリシー)も必要になります。これらのローカルポリシーとマスターポリシーを連携させることは非常に複雑で、わずかな齟齬が補償の空白を生み、経営陣が知らず知らずのうちにリスクに晒されることになりかねません。

これは、グローバルに事業を展開する企業そのものを守るだけではなく、会社経営に伴う判断や業務遂行に対して損害賠償請求を受けた際、経営陣の個人資産を守る役割も果たします。しかし、グローバル企業にとって、このマルチナショナルな保護体制の構築は容易ではありません。国ごとに現地契約(ローカルポリシー)が求められる一方、組織としてグローバルで一貫した補償を確保する主契約(マスターポリシー)も必要になります。これらのローカルポリシーとマスターポリシーを連携させることは非常に複雑で、わずかな齟齬が補償の空白を生み、経営陣が知らず知らずのうちにリスクに晒されることになりかねません。

分断されたパートナーシップからの脱却

保険会社が特定の国に拠点を持っていない場合、現地の第三者パートナーと提携して保険を提供することが一般的でした。これにより補償の地理的な空白は埋められましたが、多くの場合、分断された非効率な仕組みが生まれていました。長年、私たちもこの点を課題と考えてきました。

この状況は、お客さまにとっては、「窓口がいくつも分かれている」「サービスの質にバラつきがある」「連絡のやりとりに時間がかかる」ということを意味していました。例えば、国をまたいだグローバルな範囲で見積もりを取るだけで、数ヶ月かかることもあったのです。保険会社にとっても、一元管理がしにくいという課題を抱えていました。有事の際にお客さまが必要とするのは、迅速に対応できる「連携のとれた一つのチーム」です。従来のやり方では、グローバルなリスクをシームレスに管理することは困難でした。

国境を越える挑戦を、確かな力で後押しする

このような「分断」という業界の長年の課題を乗り越え、グローバル企業に真の安心を提供するためには、統合されたネットワーク構築が必要です。その理想を体現した大きな一歩が、2022年から計画が始まった、損保ジャパンとSOMPOインターナショナルの協業プロジェクトです。

これまで損保ジャパンは、D&O保険(会社役員賠償責任保険)などのスペシャリティ保険を第三者のネットワークを活用して提供する中で、まさに、先述したような分断の壁に直面していました。そこでSOMPOグループとして、お客さまにとって真に価値あるソリューションを実現するため、この複雑なポートフォリオのすべてを、海外保険事業を担うSOMPOインターナショナルのマルチナショナルビジネスユニット(MBU)が運営する自社のグローバルプラットフォームへ移行するという大きな決断を下したのです。

日本と海外のMBUの仲間と交流している小方(右)

これは単なる業務の移管ではなく、お客さまへのサービス提供のあり方を根本から変える大転換です。MBUが司令塔となりワールドワイドプログラムを提供することで、160ヶ国以上の国・地域を一元管理し、専門性の高い損害保険の引き受けとサービスを提供します。この自社プラットフォームこそが、マスターポリシーとローカルポリシーの溝を埋め、世界中でシームレスで一貫性のある補償を確実なものにするのです。

これにより、お客さまは「ワンチーム、ワンコンタクト、ワンストラテジー」で、迅速かつスムーズなリスク管理が可能となります。損保ジャパンが培ってきた日本市場への深い知見と、SOMPOインターナショナルの圧倒的なグローバルネットワーク。この2つの強みの融合こそが、「真に一体となったSOMPO P&C」の具現化でもあります。私たちが単なる保険会社を超え、世界で闘うリーダーの挑戦と成功を全力で支える「グローバルリスクパートナー」であることの証明なのです。

160ヶ国以上で企業の挑戦を後押し。切れ目のないグローバルリスク管理ソリューションは、SOMPOワールドワイドプログラムの詳細をご覧ください。
SOMPOワールドワイドプログラム

小方章仁

小方章仁

2008年に損保ジャパンに入社後、マーケティング、貨物保険アンダーライティング、海外駐在業務などに従事。2022年よりMBUのプロジェクト管理を経て、現在はSOMPOインターナショナル兼任。

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