環境に関する学びの場は、なぜ生まれたのか
地球には様々な生物が存在して、人間もその一部でしかないと感じました。環境問題は「待ったなし」なんだと思います。自分にできることはやっていきたいと思います。
2025年度「特別講座」
50代男性の参加者
講座の原点は、1992年にブラジル・リオデジャネイロで開催された「地球サミット」に遡ります。地球環境の保全と持続可能な発展が世界共通の課題として掲げられたことを受け、損保ジャパンは国内金融機関で初めて「地球環境室」を設置しました。その取組みをきっかけに、公益社団法人日本環境教育フォーラム(JEEF)とともに、市民が環境問題を理解し、具体的な行動につなげる場として、1993年に「市民のための環境公開講座」がスタートしました。
その後、1999年にSOMPO環境財団が加わり、現在はJEEF、SOMPOホールディングス、SOMPO環境財団の3者が共催しています。30年以上にわたり講座が続いてきた背景には、市民一人ひとりの理解と行動が、よりよい未来につながるという変わらない思いがあります。

時代に合わせて変わる環境テーマ
講座で取り上げるテーマも、社会の変化とともに歩んできました。開講当初は公害問題が中心でしたが、現在はサステナビリティや気候変動、脱炭素、生物多様性など、地球規模の課題や国際的なフレームワークを幅広く取り上げています。
講師も大学や研究機関の専門家だけではありません。企業や自治体、NPO/NGOなど、さまざまな立場で課題解決に取り組む実践者が登壇し、それぞれの経験や挑戦を共有しています。課題への危機感を伝えるだけでなく、未来に向けた前向きな取組みも紹介することで、「自分にもできることがある」と感じられる講座へと進化してきました。
企業がどれだけ本気で環境や労働者人権問題に向き合っているかがよく分かりました。これからは購入する製品の背景にも目を向けたいと思います。
2025年度「通常講座」
20代歳男性の参加者
学びを広げ、より多くの人の行動につなげる
2020年、コロナ禍でも環境教育の場を絶やさないため、講座を無料オンライン形式へ移行しました。録画やダイジェスト版を通じて、全国から参加でき、時間や場所を問わず学べるようになりました。より多くの人に環境教育の機会を届けることで、市民一人ひとりが日々の暮らしや仕事の中で行動を起こすきっかけを生み出しています。

こうした取組みは、SOMPOグループが地球環境への貢献と事業の持続的成長をめざして新たに策定した「SOMPO Earth Positive Actions」の重要な柱の一つです。本講座では、専門家の知見や実践者の取組みを市民に届け、環境課題を自分ごととして考える機会を広げています。
知らないことが多く、学びを深めることで若返ります。大学生の孫たちにも本講座を共有しています。
2025年度「通常講座」
70代歳女性の参加者
学びを通じて環境問題を自分の暮らしや仕事と結び付け、小さな一歩を踏み出そうとする意識が生まれています。
気候変動や生物多様性の喪失など、環境課題が複雑化する今、知識を得るだけでなく、自分にできることを考え、行動に移すことが必要です。これからも本講座を通じて、今日から踏み出せる一歩をともに考え、地球環境の未来に貢献する人の輪を広げていきます。



