モビリティ領域で見えてきた課題
技術の進展や新たなサービスの登場により、「移動」を取り巻く価値は大きく変わりつつあります。
その中で、保険会社の役割も変わらなければならないという問題意識が生まれ、従来とは異なるアプローチの必要性を認識するようになりました。
モビリティ社会は現在、技術革新と社会課題の顕在化が同時に進む転換期にあります。自動運転やライドシェアが現実のものとなる一方で、交通空白の増加やドライバー不足といった課題は深刻化しています。さらに、移動の利便性向上や地域格差の是正といった新たな期待も高まる中、モビリティの価値提供のあり方そのものが変化し、従来の延長線上にはない対応が求められています。

出典:日本バス協会資料より作成
顧客接点の変化と保険会社への期待
これまでの自動車保険は、主にドライバーが個々に加入していましたが、今後、自動運転やライドシェアなどをはじめとする様々なモビリティサービスが普及するに伴い、保険加入主体は自動車メーカーやサービス提供者に変わり、顧客接点が変化します。
保険会社には、事故時の補償だけでなく、事故の予防やリスクアセスメント、データ活用を含めた価値提供が求められます。そのため、保険商品そのものはもちろん、提供するソリューション全体の付加価値を高めていく必要があります。
また、こうした変化により、保険商品単体での差別化が難しくなることも見据える必要があります。だからこそ、保険をサービスに組み込み、周辺領域と一体となったソリューションとして提供することで、顧客価値を最大化していくことが重要になってきます。

未来の移動を支える次世代モビリティの新たな価値を最大化するため、SOMPOグループ内外の力を集結し、多様なパートナーとの連携を推進する枠組みとして構想されたのがSOMPO MobineXです。自動運転、ライドシェア、車両管理、データ活用などの分野で、包括的にサービスを提供することで、課題解決型のソリューションを実現していきます。
SOMPO MobineX構想と目指す姿
モビリティを取り巻く社会課題は、今後さらに深刻化していくことが予想されます。交通空白やドライバー不足といった課題に対し、自動運転導入支援やライドシェアの運用支援、車両管理の効率化など、多角的なアプローチが求められています。SOMPO MobineXでは、事故時の対応にとどまらず、事前・有事・事後を通じたトータルソリューションを提供し、持続可能なモビリティ社会の実現に貢献していきます。

今後私たちが目指すのは、保険にとどまらない価値を届ける「ソリューションプロバイダー」への変革です。お客さまが抱えるリスクや不安に対し、従来の保険による補償に加え、グループ会社や外部パートナーのサービスも組み合わせながら、最適な解決策を提供していく。その中核としてSOMPO MobineXを位置づけ、これまでの知見を起点に、従来の枠組みにとらわれない挑戦を続け、新たな価値を創造していきます。



